便秘になる様々な原因

現代人は老若男女関わらず、便秘に悩まされている方が少なくありません。
多くの便秘解消方法がメディアなどに取り上げられていますが、大切なのは自分のその種類と原因を理解することです。
一時的に解消しても、原因となる事柄を取り除くことができなければ何度も繰り返してしまうことになります。
では、どのような原因が考えられるのでしょうか。

まず、これらには急性と慢性とがあります。
急性の中にも「一過性単純性便秘」と「症候性便秘」の2種類があります。
一過性単純性のものというのは、食事や生活が変化したことによって引き起こされるものです。
外食続きで野菜類が極端に少なくなっていたり、水分補給がなかなかできなかったりという食事の変化。
職場の異動や、引越しで新しい街へ来たなどという、急な環境の変化によって引き起こされる精神的なストレス。
これらが原因となって腸の働きが弱くなり、便秘が起こります。
バランスの良い食生活や充分な水分補給、環境に慣れたりストレス解消をしたりと、原因を取り除くことで解消していきます。
症候性のものは、腸捻転や腸閉塞といった急性の病気によって起こります。
これは病院で医師による治療を受ける必要があります。

慢性のものには、腸の機能が低下して起こる「機能性便秘」というものがあるのですが、これで悩んでいる多くの方がこの機能性タイプに該当します。
機能性タイプの原因も様々で、ぜんどう運動が弱くなって便を押し出すことができなかったり、便意を我慢することが多いために便意を感じにくくなってしまったり、ストレスなど精神的なものによって腸のぜんどう運動が強くなりすぎてしまったりということがあります。
これらを解消するためには、食生活や生活習慣の改善、ストレスを溜めないようにするといったことが大切です。
また、近年では便意を我慢しすぎることでタイミングを逃してしまい、どんどん便が硬くなってしまい、結果的に便秘になるということも少なくないようです。
特に女性に多いようですが、仕事中や外出先であるために排便を我慢することで便秘になってしまうのです。
この他にも、大腸がんやポリープなどが原因でなることもありますので、食生活や生活習慣を改善しているにも関わらず、改善が見られないというときや、気になるときには、一度専門医に相談をすると良いかもしれません。