便秘によって引き起こされる症状

便秘は私たちにとって非常に身近な病気であるがために、あまり重要視されない傾向にあります。
しかし、便秘の症状をそのまま放置しておいたり、便秘の症状が長期化したりすることによって、私たちの身体には様々な不調が起こるようになってきます。
中には重篤な病気に繋がることもあるので、注意が必要なのです。

便というのは、食べ物に含まれている食品添加物やタンパク質などが腐敗したものです。
それらを長時間、身体の中に留めておくと、血液を通して体中に便の毒素が巡って行ってしまうのです。
そのため、それが原因となって様々な不調を引き起こすのです。

これが引き起こす主な症状としては、腹痛があります。
これは、便が長期間大腸に留まるために、大腸内のガスが圧迫してしまうからなのです。
また、大腸に留まった便から発生するガスがオナラとなって体外に排出されるのですが、留まる期間が長ければ長いほど腐敗が進行するためにオナラの臭いがきつくなってしまいます。
オナラだけでなく、血液を通して全身に毒素が回っているために、汗の臭いや口臭もきつくなります。

便秘による症状としてよく知られているのが、肌荒れです。
前述したように、便の毒素は血液を通して身体を巡っていきます。
その毒素は、ニキビや吹き出物といった形になって皮膚から排泄されていくのです。
ニキビや肌荒れがなかなか治らないという方は、化粧品を考える前に、便秘解消を考えたほうが良いかもしれませんね。

意外と知られていない症状が、アレルギー症状を引き起こすということです。
花粉症やアトピー性皮膚炎、気管支ぜんそくなどといったアレルギーと便秘は、実は大きく関係があります。
これは毒素が全身を巡ることで自律神経が乱れてしまい、アレルギー症状を引き起こしやすくなるのです。
近年、アレルギーを持っている人が増えてきたというのは、便秘に悩み人が増えてきたということにも関係があるのかもしれませんね。

この他にも、便秘によって重篤な症状が引き起こされることがあります。
たとえば大腸がんや大腸ポリープ、動脈硬化といったものも便秘が原因となっていることがあります。
便の毒素が、発がん性の特性を持っていたり、血流が悪くなったりということが原因です。
そのため、便秘くらい…と甘くみていると、重大な健康障害を引き起こす原因となってしまうこともあるので、早期に解消を試みたり、場合によっては医師に相談してみたりすることも必要なのです。